2017-04-21 第193回国会 衆議院 外務委員会 第11号
○辻委員 外務委員の皆さんを前に釈迦に説法だと思いますが、本当に中東情勢、今の現在の、特にシリアを中心とした中東情勢を理解するためには、少なくとも第一次世界大戦、それこそイギリスを中心とした、サイクス・ピコ協定ですとか、フセイン・マクマホン協定、またバルフォア宣言ですとか、いわゆる三枚舌外交を中心とした、列強と当時のオスマン帝国またはアラブ諸国の歴史までひもとかなければいけませんが、そういった大変複雑
○辻委員 外務委員の皆さんを前に釈迦に説法だと思いますが、本当に中東情勢、今の現在の、特にシリアを中心とした中東情勢を理解するためには、少なくとも第一次世界大戦、それこそイギリスを中心とした、サイクス・ピコ協定ですとか、フセイン・マクマホン協定、またバルフォア宣言ですとか、いわゆる三枚舌外交を中心とした、列強と当時のオスマン帝国またはアラブ諸国の歴史までひもとかなければいけませんが、そういった大変複雑
ただ、近代の歴史を考えてみれば、これはやはり第一次世界大戦、特に、ヨーロッパと、当時オスマン帝国、中東との関係で制定された、これは当時イギリスが三枚舌外交というふうに批判されたんですが、サイクス・ピコ協定という、この委員会の皆さんだったらもう十分御承知だと思いますが、当時のイギリス、フランス、ロシアで秘密裏にオスマン帝国の領土を分割、割譲する、それが現在の中東の領土の礎になっているのでございます。